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熱中症の救急搬送5割増、7月の管内

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 桐生市消防本部管内(桐生、みどり両市)で7月に熱中症とみられる症状で救急搬送された人は昨年(29人)の約5割増の43人に上り、うち65歳以上の高齢者は25人と約6割を占めたことが同本部への取材で分かった。今後も蒸し暑い日が多い見込みで、同本部は注意を呼びかけている。

 前橋地方気象台によると、7月の桐生市(元宿町)は最高気温30度以上の日が計24日あり、7月のアメダス観測史上3位タイにランク。うち35度以上の猛暑日は計8日で、同3位の多さだった。また30度以上の連続日数は18日あり、同3位の長さだった。

 熱中症の救急搬送は30度以上の厳しい暑さが続いた梅雨明け(19日)前に多発し、曇りや雨の日が多かった梅雨明け以降は計16人にとどまった。

 救急搬送者のうち3週間以上の入院が必要な重症は1人(94歳女性)、入院が必要な中等症は19人、軽症は23人だった。

 年齢別では7歳未満2人、7歳以上13歳未満1人、13歳以上18歳未満2人、18歳以上40歳未満5人、40歳以上65歳未満8人、65歳以上75歳未満11人、75歳以上14人。

 5月(5人)と6月(9人)を含めると計57人に上り、昨年(36人)に比べ約6割増加している。

 屋外だけでなく、屋内で発症するケースも多く、同本部は水分をこまめに補給したり、冷房を適切に使用するなど体調管理に注意を呼びかけている。

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