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収支報告書をネット公開へ HPで、早ければ今月中にも

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 富山市議会の不正受給が問題化している政務活動費(政活費)について、桐生市議会(森山享大議長、定数22)は4日午前の各派代表者会議で、会派ごとの執行状況を示した収支報告書を、早ければ今月中にも市議会ホームページ(HP)で公開することを決めた。委員会が今年度行った行政視察の報告書についても同じく、今月から順次HPに公開する。

 政活費は地方議員の政策立案能力を高めるため、議員報酬とは別に税金から定額支給される経費。桐生市議1人当たりの支給額は年額38万円で、前年度の総交付額は約732万円だった。

 会派ごとの執行状況を示した収支報告書の保存期間は5年間で、すべての支出に領収書添付が義務付けられている。収支報告書は、市情報公開条例の規定に基づき閲覧することができる。

 政活費の使途透明性を求める世論を受け、同市議会は9月の各派代表者会議で、政活費使途の情報公開をめぐる議論を開始。この日の会議で、収支報告書のHP公開について全会派が合意した。

 公開時期はできるだけ早く実施する方向で正副議長と事務局で調整予定で、早ければ今月中にも公開される見込み。今後、領収書も含めたHP公開や、政活費そのものの是非などについても議論していく。

 また、この日の会議では、各常任・特別委員会による行政視察の報告書をHPで公開することについても全会派が合意。早ければ今月中にも、議長に提出済みの今年度分報告書から順次公開される見込みだ。
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