東京ドームで開催中の「第16回東京国際キルトフェスティバル」のコンテスト「日本キルト大賞」で、桐生市相生町二丁目在住の大澤惠美子さんの作品「興味津々Ⅲ Inside head」が額絵部門で企業賞(有輪商店賞)を受賞した。大澤さんはバッグ部門に出展した「こうたを捜せ!(恐竜博士のおけいこバッグ)」でも入選を果たしている。
プロ・アマ問わず、幅広い層のキルト愛好者が参加するコンテスト。今回はトラディショナルキルト、創作キルト、和のキルト、額絵キルト、バッグ、ジュニア(15歳以下)の6部門に1385点(海外40点)の応募があり、その中から選ばれた入賞・入選作品約320点を会場で展示している。
大澤さんは8回目の入選で、入賞は2年ぶり6回目。額絵部門の作品は3歳の孫がタンポポの綿毛を吹く様子を表現した作品で、恐竜や重機、わたらせ渓谷鐵道など、彼の大好きなモノを周囲に描いた。
土台には桐生天満宮の骨董(こっとう)市で見つけた白の紬(つむぎ)を染めて使用。「顔や手はシルクオーガンジーを何枚も重ね、水彩画のような味わいを出しました。孫は恐竜をたくさんキルティングしたバッグの方がお気に入り」と話した。
同フェスは25日まで(午前9時半~午後6時、最終日午後5時半閉場)。入場料は当日券2100円(小学生以下は無料だが、大人の付き添いが必要)。
来月作品展で展示
なお、大澤さんの作品は2月1日から27日まで、桐生市相生町五丁目にあるギャラリー一朝(電0277・54・3957)で開く作品展で展示する予定という。
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