桐生市立商業高校ビジネス研究部は桐生市内14の飲食店と協力し、20日から26日まで、津波で被災した岩手県陸前高田市を食べて支援する企画「陸前高田を食べよう」を実施する。期間中、14店が三陸の海産物を使った特別メニューを提供する。食を通じ、陸前高田と桐生の双方を盛り上げる狙いだ。
協力するのは「大寿司」「五味八珍」「たけの」「おち。」「串焼きダイニング紅屋」「五十番」「いろは本舗」「居酒屋どん桐生本町店」「鮮魚豆腐家」「洋・和ダイニングいがや」「灯り」「とんかつほしの」「イタリアンジェラートミラノ」「味一念哲人」。
ホタテやカキ、ワカメ、カツオなど、陸前高田の業者から仕入れる三陸の海産物を、フライやサラダ、コロッケ、ジェラートなど、各店が特別メニューに仕立て、客に提供する。
桐商ビジ研では陸前高田の継続的な復興支援に取り組んでおり、今年6月にはメガドン・キホーテ桐生店を会場に、「食でつなぐ!キズナフェア2」の開催を計画している。
20日から始まる陸前高田ウイークもこうした支援の一環。「食を通じて桐生の市民に陸前高田を知ってもらうのが狙いの一つ。現地の復興だけでなく、桐生の飲食店にとっても売り上げアップにつながればいい」と、桐商ビジ研部長の三田亜美さんらは話す。
チラシには14店で提供されるメニューなどが紹介されており、各店舗をはじめメガドン・キホーテ桐生店やJR桐生駅構内の桐生市民活動推進センター「ゆい」、末広町商店街振興組合の事務所などで入手可能。
「食べることで支援に協力を」と、同部では市民に呼び掛けている。
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