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桐商生、OBと「食」タッグ あすから新作うどん提供

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 桐生市立商業高校(小林努校長)の3年生6人が大豆料理の店「デイズダイニング」(桐生市本町六丁目)と共同で、オリジナル料理をつくった。ごまみそ豆乳スープで食べるうどんに桑茶スムージーが付いた「#yammyつきうどん」で、「おいしい」を表す英語の俗語「yummy(ヤミー)」に「やみつき」の日本語を掛け合わせた、桐生の滋味たっぷりの健康メニューだ。

 桐商生は課題研究の授業で新商品開発に取り組んでいる。今回、デイズダイニングの小林大記さん(32)とともに挑戦したのは、遠坂あゆさん、加藤歩美さん、金子結衣さん、清水茜さん、川島あゆみさん、松田杏南さんの6人。

 名物のうどんや桑茶を使い、桐生を売り出す新メニューをつくろうと、6人は桐商OBでもある小林さんに相談。若い女性や親子連れにターゲットを絞りインスタ映えするフォトジェニックな料理にしようと、ラインを使って協議を重ねた。

 後輩の要望に小林さんも精いっぱいこたえた。「せっかくならとことん桐生にこだわろう」と、小麦粉は黒保根町にある元気野菜「和や」の地元産を使用。とうふ工房「味華」(桐生市仲町二丁目)の豆乳とおからをまぜ、「しみずや」(同市新宿一丁目)に製麺を頼んだ。

 「地元の小麦粉を使うなんて思いつかなかった。ほんのり風味のあるおいしい麺に仕上がった」と生徒たち。この麺に、豆乳でのばしたごまみそ風味の漬け汁を合わせる。デザートとして群馬製茶の桑茶でつくったスムージーも付け、健康にも配慮した。 

 27日の最終試食会では、料理名や料金(1000円)も決定。トッピングのアイデアも出された。「麺、つけ汁とも冷温2種類用意したい。無料の薬味はもちろん、追いメニューとして温玉や納豆、ゆばなど、生徒のアイデアも参考に考えている」と小林さん。

 販売は10月1日から。1カ月100食が当面の目標。10月1日の末広ホコ天で、生徒たちはチラシを配布して呼び込みを図る。

 「定番メニューになれば」と小林さん。リーダーの松田さんは「みなさんに食べてほしい。インスタにあげて桐生のよさを伝えて」と、市民に呼び掛けている。

 デイズダイニングは本町通り沿いで、JR両毛線の高架そば。旧上州屋跡地のビル1階。ランチは午前11時半~午後3時、ディナーは同6時~同11時。火曜定休。
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