桐生麺類商組合(大川順司組合長)が28、29日の「北関東三県ウマいもん合戦in桐生2017」参戦に向けて開発していた、ひもかわの新メニューが決まった。その名も「ひもりたん」。イタリア・ビエラ市と桐生市が友好姉妹都市であることに着目し、トマトクリームベースの洋風仕立てにした。イベントで披露し、桐生をひもかわのまちとして印象づける。
同組合は「ウマいもん合戦」に向けた商品開発に5月から着手。組合員から出たアイデアを基に、試作を繰り返し、新メニューを決めた。
「ひもりたん」はイタリアっぽさを意識した命名。トマトピューレとホワイトソース、バターでソースを構成し、具のシーフードと絡める。とはいえ、完全な洋風ではなく、昆布とかつお節、それにあご節(トビウオ)などで取っただしを組み合わせ、和洋折衷の濃厚な味わいに仕上げた。
ひもかわの白、トマトの赤、パセリの緑でさりげなくイタリア国旗を表現してもいる。1杯500円で販売する。
「ひもかわはだいぶ根付いてきたが、もう一発花火を上げ、市外県外にも『桐生はひもかわのまち』のイメージを植えつけたい」と大川組合長。「若いメンバーも頑張ってくれたので結果を出したい。全員気合が入っています」と意気込んでいる。
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