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穏やかに晴れて大人の第一歩、桐生・みどりで成人式

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 桐生市とみどり市の成人式が「成人の日」の前日の10日、桐生市市民文化会館とみどり市の笠懸野文化ホール「パル」でそれぞれ開かれた。穏やかな晴天に恵まれた両会場では色とりどりの振り袖やきりりとしたスーツに身を包んだ新成人1362人が式典に臨み、大人への第一歩を踏み出した。

 桐生市の式典は午前11時にスタート。対象者1126人のうち、男女とも8割を超す932人が出席。出席者には桐生織の小物入れが贈られた。

 桐生商業高校吹奏楽部の演奏で国歌を斉唱した後、市民憲章を唱和。亀山豊文市長が式辞でエールを送ると、「栄えある新成人」をテーマにしたスライドを上映。中学校の卒業式の日に体験した東日本大震災をはじめ、過去20年の出来事や思い出の行事などが映し出される中、代表が「桐生市を発展させることは新成人の使命。きょうを新たなスタートとしてまた一歩進んでいきたい」などと語った。

 また、桐生市観光大使の篠原涼子さんのビデオレターがサプライズで披露され、会場からは歓声が上がった。

 笠懸野文化ホールで行われたみどり市の成人式には、対象561人のうち430人が出席した。

 式典で石原条市長は「これからの人生は自分の努力次第。未来は大きく開けている。大いに努力して楽しい人生を送ってください」とエールを送った。

 中学校時代の恩師代表が励ましの言葉を述べたあと、新成人を代表して山口稜さんが「出会いを大切に、常に向上心を忘れず夢の実現に向けて全力で挑戦していきます」と力強く決意を述べた。

 また答辞で櫻井亮輔さんが「きょうまで支えてくださった人々に感謝の気持ちを決して忘れることなく、その期待に応えるため、成人としての自覚と責任を胸に誠心誠意努力することを誓います」と述べた。

 式典前には恩師からのビデオレターの上映を楽しみ、式典後には中学校ごとに記念写真を撮影した。
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