桐生市内の寺を巡る「桐生七福神」が今年で30周年の節目を迎える。これを記念し、主催者が色紙に押す記念スタンプを製作した。12月までの1年間限定で使用する。
桐生七福神は、市内の名所を歩いて巡ることで健康を維持し、歴史文化を学びつつ参拝して御利益を得ようと、1989年に故河原井源次さんが提唱。「桐生七福神めぐり健和会」を立ち上げたのが始まり。
光明寺(弁財天)、妙音寺(寿老人)、法経寺(大黒天)、青蓮寺(福禄寿)、久昌寺(恵比寿神)、鳳仙寺(毘沙門天)、西方寺(布袋尊)の七つの寺を巡るコースを設定。市内外で定着し、県外からも参加者が訪れている。
周年記念のスタンプは、七福神巡り専用の色紙に押されるもの。事務局の坪井良樹さん(40)=鳳仙寺=は「周年を機に参加者を増やしたい」と意気込む。
コースは7・5キロで2時間が目安。色紙は1枚1500円。光明寺(宮本町三)と西方寺(梅田町一)で販売する。問い合わせは光明寺(電0277・22・4854)または鳳仙寺(電0277・32・1177)まで。
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