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「まちのえんがわ」、コープぐんまに来月誕生

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 桐生大橋右岸のコープぐんま(桐生市相生町一丁目)に3月、地域住民の交流サロン「まちのえんがわ」が誕生する。コープぐんまが場所を提供。桐生市ボランティア協議会が運営主体となり、地元第18区や地域包括支援センター、桐生市社会福祉協議会などが協力する。ボラ協が運営する「みんなの茶の間」(同市梅田町一丁目)と同様、手づくりの昼食とレクリエーションが楽しめる居場所を目指す。当面は火・木・金曜に開設。ボラ協では現在、調理やイベントを担うボランティアを募集中。食器や食材の提供も呼び掛けている。

 施設の空きスペースを活用して地域貢献に取り組みたいコープぐんまと、年齢や性別、障害の有無に関係なく、誰もが利用できる交流拠点づくりを目指すボラ協の意向が合致して実現した取り組み。

 両者は昨年から、地元18区の区長や民生委員、婦人会をはじめ公民館、社協、包括支援センターの担当者らと、実現への具体策を話し合ってきた。

 コープぐんまが提供するのは、以前事務所として使っていた空間で、広さは約120平方メートル。「地域のために役立てたいと前々から考えていた」と、福祉事業部の香川隆さんは振り返る。

 コープでは一角に厨房(ちゅうぼう)を新設するなど、2月中にも設備面の整備を済ませるという。

 一方、ボラ協では運営の核となる3人の女性スタッフを確保するとともに、区長や民生委員らの声に耳を傾け、住民側の要望を探ってきた。

 その結果、開設する日時は当面、火・木・金曜の午前10時~午後3時とし、ランチタイムは正午~午後1時で1食400円、レクリエーションは午後1時すぎからと決めた。

 「みんなの茶の間で培ったノウハウを生かしたい。駐車場があり、立地もいいので、大勢の人に利用してもらえるのでは」と、ボラ協の宮地由高会長は期待する。

 3月4日午前11時半から、地元住民らを招いたお披露目会を開く予定。実質オープンは同6日からとなる。

 ボラ協では現在、調理ボランティアや、レクリエーションができるイベントボランティアを募集中。ボランティアは昼食付き。

 また、1升炊き用の電気釜や、大型の鍋、そろいの食器、いす、さらに野菜など食材の提供も呼び掛けている。

 問い合わせは桐生市ボランティア協議会(電0277・55・0170)まで。
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