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このまま無投票か、みどり市長選まで2カ月

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 任期満了に伴うみどり市長選(4月8日告示・同15日投開票)まで2カ月を切った。現時点で出馬表明しているのは、同市選出県議の須藤昭男氏(57)=同市笠懸町阿左美、5期=のみ。対抗馬擁立を模索する動きもなくはないが、全般的には極めて低調で、このまま無投票となる可能性も出ている。

 2006年の同市誕生以来、初代市長として3期12年務めてきた現職の石原条氏(53)が4月22日の任期満了をもって引退するのに伴い、同市の2代目市長を決める今回の市長選。

 須藤氏は昨年12月26日に「石原市政の継承と発展」を掲げて正式に出馬表明。15日には大間々町大間々のさくらもーる西側に事務所を構え、選対組織を固めるなど、着々と臨戦態勢を整えている。

 大本命と目される須藤氏に対し、笠懸町の議員経験者の男性が一時、出馬に意欲を示したが、現在までに断念。大間々町の現職市議の親族の名前も取り沙汰されているほか、対抗馬擁立を模索する動きもあるが、ムードは低調だ。

 同市選挙管理委員会は3月6日午後2時から、笠懸公民館で同市長選に向けた立候補予定者説明会を開く。

 一方、須藤氏の市長選くら替えに伴い、同市選挙区で実施予定の県議補選(改選数1)では、現みどり市議の今泉健司氏(40)=笠懸町阿左美、2期=が自民党公認で出馬する。このほか、現職市議らが無所属で出馬を模索しており、選挙戦になりそうだ。

 須藤氏の県議辞職のタイミングによっては、市長選と県議補選が同日選となる。さらに今泉氏の市議辞職のタイミング次第では市議補選も行われ、三つの選挙が同時に行われる“トリプル選”となる可能性もある。
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