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わ鐵各駅イルミネーション、来年度も継続へ

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 協賛金が集まらず来年度の開催が危ぶまれていた「わたらせ渓谷鐵道各駅イルミネーション事業」。沿線住民らでつくる同事業実行委員会(松島茂委員長)は23日までに、協賛金が目標を突破し、来年度も事業継続できる見通しとなったことを明らかにした。昨年11月に本紙が存続危機を報じて以降、存続を願う人から相次いで協賛金が寄せられたという。実行委は「来年度も継続できることに感謝したい」と話している。

 同事業は、わ鐵の沿線住民や支援団体らでつくる実行委が、冬場の沿線の魅力アップのために2004年度から毎年開催しており、今年度で12回目。

 実行委メンバーが募った協賛金などで購入したイルミをボランティアで各駅に飾り付け、昨年12月6日~今年2月末の連日夕方から終電まで点灯している。

 今年度は協賛金集めに大苦戦。昨年11月18日付の本紙で、今年度の協賛金目標100万円に対して、前年度の繰越金約30万円を含めても約60万円にとどまり、来年度の開催が危ぶまれていることを報じた。

 実行委によると、来年度の開催危機が報じられて以降、30人以上の存続を願う人たちから寄付が相次いだ。中には姓のみを伝えて1人で60万円を寄付する人も。現在までに今年度の協賛金目標を突破したという。

 実行委の神山登事務局長は「報道以降、多くの人たちから寄付をいただき、来年度も継続できることに感謝したい。沿線住民が積み重ねてきた事業を途絶えさせないよう、引き続き努力していきたい」と話している。

 協賛金は個人1口1000円、企業団体同5000円。問い合わせは実行委事務局の水沼駅温泉センター(電0277・96・2500)へ。
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