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県選抜学童軟式野球、菱・境野子供会が初優勝

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 小学生の第41回県選抜学童軟式野球大会の準決勝・決勝が5日、前橋市の敷島球場で行われ、桐生予選の2位代表で出場した菱・境野子供会野球部が、打線好調で初優勝した。

 菱・境野は、前年度の広沢子供会が関東制覇で獲得した特別枠で出場。「目標は初戦突破」と無欲だった。

 準決勝の相手は優勝候補の伊勢崎イーグルス(伊勢崎)。「低学年時代、ボコボコにやられた」と苦い思い出をもつ相手だった。しかも伊勢崎の下山輝投手は、初戦で完全試合、2回戦でノーヒットノーラン、準々決勝まで被安打1と今大会随一の右腕。

 ところが菱・境野は力むことなく、「1点でも取れればいい」とリラックスして臨んだ結果、ヒット12本と大爆発。ぼうぜんとする優勝候補に7―1で勝利すると、決勝も勢いに乗って東小ウィンズ(前橋)に13―4の一方的な試合で勝った。

 菱・境野の和田久雄監督をはじめコーチ陣は、「桐生予選の突破も難しかったのに、まさか県で優勝するとは」と喜びながらも信じられないといった表情。林日陽主将は、「県では一戦一戦、みんなが成長していくのが実感できた。今後の自信につながった」と胸を張った。

 同大会での優勝は、少子化による合併で消失した前身チームにまでさかのぼると、「菱子ども会野球部」「オール境野子供会」「梅田スポーツ少年団」「北子供会コンドルス」「東ロイヤルズ」のうち、北子供会が第9回大会で優勝して以来、32年ぶり。
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