発達への不安や障害を持つ児童・生徒を支援する放課後等デイサービス「メロディー」が4月、みどり市大間々町大間々に開設された。施設管理者である山本美智代さんは「制度を広く知って利用してほしい。子どもたちの支援はもちろん、保護者の悩みや不安も受け止められる施設にできたら」と話している。
隣接する高齢者介護施設朝日ハーモニークラブを運営するハーモニー(崔元甫代表)のグループ会社「メロディー」(同)が運営する施設。大間々町での放課後等デイサービス施設は初めてとなる。
「メロディー」は主に放課後や長期休業の際、児童・生徒たちを受け入れ支援する施設。学校や保護者たちと連携を図りながらコミュニケーション能力を高め、生活の充実に役立てていく。
当初は夏の開設を目指していたが、地域の保護者や支援相談員、市担当者らと意見交換会を実施した際、新年度からの開設を望む声が多く上がったため、予定を前倒しして近隣民家を改装しスタート。年内をめどに、バリアフリーの施設を朝日ハーモニークラブの前に新設する予定だ。
メロディーでは、幅広い子どもの受け入れを想定しており、「みんなでできる集団活動、個別で対応にあたる療養など一人ひとりに合った支援を行っていく」。朝日ハーモニークラブを利用する高齢者との交流や、敷地内での花や野菜の栽培などにも取り組む予定。
問い合わせは同施設(電0277・46・6606、山本さん)へ。
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