みどり市制10周年記念事業の一環として、「光の切り絵」の作家・酒井敦美さん(愛知県在住)による野外幻灯イベント「こころを未来へ」(実行委員会主催)が23日夜、同市役所大間々庁舎の円形駐車場で開かれる。
渡良瀬川の河岸段丘のがけを意味する独特の地形「間々」を生かし、市民の心に残るイベントを開こうと、大間々町の有志らによる実行委(長澤祐子委員長)が市制10周年記念の市民提案型事業として主催するもの。
酒井さんは全国各地の自然や建物などに光の切り絵を映し出す野外幻灯イベントを行い、多くの人の感動を呼んでいる。
同駐車場わきの「間々」の斜面や、駐車場の地面などを巨大なスクリーンに見立て、みどり市10周年にちなんだ酒井さんのオリジナル切り絵作品をプロジェクターで投影する。地元のマイトリー学園大間々南幼稚園の今春卒園児44人の絵画と、大間々高校美術部が制作した地元の伝統的建造物などの切り絵作品十数点も映し出される。
午後6時55分から点灯式を行い開演。少雨決行で荒天時は翌24日に順延。問い合わせは実行委(板谷さん、電0277・73・7161)へ。
関連記事: