ちりちり強い日差し、「陽気」ではすまない真夏日に迫る暑さの昼。ひんやりと肌寒く、風が吹くとこごえそうな夜。今の時期は、基本的にはすごしやすい気候なのだが、暑さ寒さの差が激しくて、知らず知らずのうちに水気を失い、体力を消耗し、疲れがたまる時期でもある▼きびしい真冬の寒さならば、とりあえずダウンだったりももひきだったり重ね着重ね着でしのぐ、という方向性が決まっているので、まだ対応しやすい。真夏ならば、とりあえず薄手の服を着ればよい。では今、何を着ればいいのか? 間を取って、薄手の服を重ね着、ということになるわけだが▼お医者さんはこの時期、「こまめに衣服の着脱を」と呼びかける。暑さ寒さに合わせて着たり脱いだりしなさい、と。体力を消耗して病気につけこまれないように、と。ところが、まめではない記者にはこれがめんどうで仕方がない▼脱いだ上着を手で持っていたらきっとどこかに置き忘れるから、昼間も着っぱなし。汗ばむけれど、暑さには強いので、なくすよりはまし。逆に夜は、上着の前を閉めて、ジッパーを上まで上げて完全防備▼この先、梅雨もある。傘を持とうか持つまいかの選択が増え、さらにめんどうな時期である。(篤)
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