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桐一、ライバルに惜敗 PK戦、10人目で涙

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 第94回全国高校サッカー選手権大会群馬県予選は8日、正田醤油スタジアム群馬(前橋市)で決勝戦を行い、桐生第一と前橋育英が対戦した。白熱した試合は2―2でPK戦にもつれ込んだ末、桐一は前橋育英に惜敗。2年ぶり3回目の選手権出場にあと一歩届かなかった。

 立ち上がりから、育英の鋭い攻撃と中盤でのプレスで、苦しい時間が続く桐一。前半を終えて0―2と引き離されてしまう。

 追う展開の後半、「焦らず自分たちのサッカーで絶対に逆転する」(DF一宮憲太主将)と結束した桐一は反撃を開始。64分、FW滝沢昂司(3年)がこぼれ球を押し込み1点を返す。75分にはGK休石陸(3年)の前線へのロングパスを受けた、途中出場のFW今泉祐哉(3年)が同点弾を決め、試合の流れをつかんだ。

 波に乗った桐一は延長戦でも好機をつくるがゴールならず。勝負はPK戦にもつれ込み9―10で敗れた。

 試合後、「今までで一番いいゲームができた。応援してくれた人への感謝の気持ちでいっぱい」と振り返った一宮主将。「このチームでの試合はまだ続くので、改めてチームで目標を見つめなおして戦いたい」と涙をぬぐい前を向いた。

 田野豪一監督は「2点を先制されてもあきらめずにねばり強く戦ったからこそ、後半にいい戦いができた」と選手たちをねぎらった。
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