きのうの最高気温は桐生市で31・6度とまたしても県内最高となった。関東では全国最高の埼玉県秩父市(32・6度)に次いで2位につけ、全国でも9位タイに。これで5月(26日現在)の夏日(25度以上)は計16日、真夏日(30度以上)は計4日となり、アメダス観測史上(1976年以降)でそれぞれ2位と1位にランクインした▼ちなみに「日本一暑いまち」を競う館林市はきのう30・3度。急に暑くなった22日以降5日間の桐生との比較では2勝2敗1分け。5月の真夏日は計4日で桐生と同じだが、夏日は計17日で桐生より1日多く、日最高気温の平均は桐生より0・2度高い▼それにしても山の多い桐生がそうでない館林とほぼ互角の暑さになるとはちょっと前までは考えられなかったが、近年は地球規模で異常気象が顕著になってきており、もはや山が多い少ないは関係ないのかもしれない▼気象庁によると、今夏も太平洋高気圧が強まることや、南米ペルー沖太平洋の海面水温が低くなり、日本列島に高温をもたらすラニーニャ現象の影響で全国的に平年より暑くなる見通しだという。いやはやではあるが、とりあえず熱中症など体調管理には気をつけたい。(ま)
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