桐生警察署管内（桐生、みどり両市）の「交通死亡事故ゼロ」の期間が２７日で連続３６５日に達した。同署管内で同ゼロ１年を達成したのは１９５３（昭和２８）年の統計開始以来初めて。また高齢者（６５歳以上）の同ゼロは同日で連続５６５日となり、こちらも同署管内最長を更新中だ。
同署管内では昨年６月２８日に桐生市黒保根町下田沢の国道１２２号でオートバイ同士が正面衝突し、熟年ライダー２人が死亡する事故が発生して以来、交通死亡事故は発生していない。
これまでの同ゼロ記録は旧大間々警察署と統合する前の２００９（平成２１）年１０月２５日から翌年９月２６日まで続いた３３７日が最長だった。ちなみに旧大間々署管内では２０００（平成１２）年に同ゼロ１年を達成したことがある。
一方、高齢者の交通死亡事故は、おととし１２月１０日早朝に境野町六丁目の県道で、犬の散歩中だった高齢女性が乗用車にはねられて死亡して以来発生していない。
同署は関係機関・団体の交通安全活動に感謝するとともに、今後も１日でもゼロが続くよう力を入れていく方針だ。
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