みどり市商工会（関口好一会長）の地域の食文化「粉食」にスポットを当てたイベント「粉もんグルメグランプリ（ＧＰ）」が３日、同市大間々町のはねたき広場で開かれた。初開催のイベントで、県内外の３５の店や団体が独自に開発した“粉もんグルメ”を食べたいと大勢の人が駆けつけ、食べ歩きを楽しんだ。
みどり市商工会の合併１周年記念事業として、「粉もの」で考えられる食を一堂に集めることで、新しいグルメの開発や地域活性化を図ろうと企画された同イベント。
会場ではテレビで人気のフードファイター「ゆりもり」こと、石関友梨さん（高崎市在住）に市民が３人１組で挑む大食い対決も開催。３５の粉もんグルメを３０分でどれだけ食べられるか競うもので、５チームが参戦。チーム「界王さまとその配下」が数グラムの差でゆりもりに勝利し、優勝を飾った。
なお、投票の結果、粉もんグランプリには旬菜トラットリアありす（みどり市大間々町）の「ありすのふわふわカレーうどん」が輝き、２位にはガルバーレ細内（みどり市東町）の「バジルピザ」、３位にはおりひめ屋（桐生市）の「ひや汁ひやむぎ」が入った。
ありすの糸井百合子さんは「店を出して１年となる中、新しいものをと開発した野菜豊富なカレーうどん。暑い中、２回も食べに来てくれた人がいてうれしかった」と話していた。
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