お笑いコンビ「ワンクッション」の佐藤涼平さんと田部井大さんが「エコクーラー」を手作りし、２日、「ｍａｃｈｉｙａマルシェ」（桐生市本町一丁目）の窓に取りつけ、その効果を確かめた。
佐藤さんによると、「エコクーラー」とはペットボトルと板を組み合わせてつくる簡素で安上がりな装置。窓枠に合わせた板を用意し、そこにペットボトルの飲み口と同じ直径の穴を複数開ける。ペットボトルを半分にカットし、飲み口を穴に差し込めば出来上がり。窓枠に取り付ければ、「室内の温度が５度下がる」というふれこみだ。
「空気が狭い場所を通り抜ける際、気圧が変わって温度が下がる」というのが理屈のようで、「ネット上で話題になっていたので製作してみました」と佐藤さん。
８０×８０センチの板を買い、田部井さんとともに穴を開け、無償でいただいたペットボトル４９本を半分にカットし、穴に差し込んで完成。約２時間の作業だった。
２日朝、実際に窓枠に取り付けてみると…。
この日の午前は風がなく、実効性の確認は今後に持ち越し。「電気を使わないエコクーラーは、貧者のお笑い芸人向け」と笑う佐藤さん。「９月ごろまで、マルシェのイベントで実証性を確かめたい」と話している。
関連記事: