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夜間の太極拳教室人気 新里公民館で“本場仕込み”の指導

 県太極拳協会技術主任が指導する、夜間の太極拳教室が人気を呼んでいる。仕事帰りの会社員らが公民館にかけつけて健康づくりに汗を流す。心のリラックスにもつながり、一日の疲れが癒えているようだった。

 太極龍武術倶楽部(黄海光会長)が主催する同教室は桐生市立新里公民館を会場に毎週木曜午後6時半からの開講。「仕事があるから昼間の教室は参加できない」という声を受けて開催を決めたところ、すぐに20人の希望者が集まった。

 指導に当たる黄会長は中国瀋陽体育学院の元武術太極拳教官。6歳から始めてすでに35年の経験を持っており、〝本場仕込みの太極拳〟が体験できる。群馬大学大学院への留学が縁で現在は前橋市内に在住しており、県太極拳協会武術長拳コーチ兼技術主任を務めている。

 参加者全員が初心者であることから、黄さんは丁寧に指導。「体の中の気を中心の腰に集め、それを全身に運ぶ意識でやってください」などと話し、内功太極拳の真髄を伝授していた。

 ゆったりした空気の流れる会場は、黄さんのジョークで時折笑いがこぼれる和やかな雰囲気。桐生市相生町の会社員、狩野由紀枝さん(48)は「運動が苦手な私でも太極拳ならできそうなので参加した。やっているうちに体がぽかぽかしてきた」と話していた。

 この教室は26日までの毎週木曜に開催。参加者が希望すればサークルとして活動を継続する。途中からの参加も歓迎しており、興味のある人は同倶楽部の櫻井さん(電090・4008・6729)へ。
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