火曜日の本紙12面で毎月最終週、桐生商工会議所との協業で「データで見る桐生」という企画を展開中だ。会員の販路支援のために同会議所が導入した商圏分析ツールを活用し、桐生市やみどり市の傾向をさまざまな切り口から数値で「見える化」している▼まちをみる指標には、例えば国勢調査や工業・商業統計、あるいは公示地価など既に多種多彩なものがあるのだが、地域内をより小さなエリアに区切って傾向をみたり、消費をもっと詳細に分析できたりしたらユニークなものになるのではと考えていた▼ツールの本来の用途はマーケティングだが応用すれば思い描いていたような記事が書けるのではないかと打診させていただいた。事務局にお手数をおかけしながら、世帯平均の酒類購入額や年収、戸建て住宅の平均面積といったテーマでまとめてきた▼官公庁や自治体の指標だけでなく、民間のビッグデータも利用でき、よりリアルな分析が可能だ。何をお題目にするか毎回悩むがなるべく関心を寄せてもらえるテーマを選び続けていきたい▼マーケティングで上手に活用すれば、大きな効果を生む可能性があるのはもちろん。販路開拓に役立てる事業所の拡大にもつながるといい。(悠)
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