連休後半は寒かった。取材で外にいる時間が多かったので、冷えた。もうすぐ師走ですね▼足利市内で桐生タイムス社がウィークリー両毛という情報紙を出し始めて半年。その担当をしているが、足利市はとにかくイベントが多い。とりわけ２０日から２３日にかけてはすさまじく、多分、正式名称を並べたらこのコラム欄がすべて埋まってしまうくらいな数だと思う▼足利学校や鑁阿寺周辺の石畳の道は人でいっぱいだった。「まちなかに観光拠点があるのは桐生に比べて恵まれているなあ」とずっと思っていたのだけれど、この道を４日間歩いて、ちょっと考えを改めた▼人がたくさん歩いている石畳の道をけっこうな数の車が通るのだ。「車来ますよ」の声も何回聞いただろう。なにもイベント中に走らなくてもいいのではと思っていたのだけれど、ここには住んで、生活している人たちがいることに、遅まきながら気が付いた▼自分がここに住んでいたらと思うと「うーん」と考えさせられる。実際、実施する側も気を使いながらの開催となっているようだ。住んでいる人たちも気を使いながらの運転は大変だ。「解決策はあるか」と考えてみても、見つけるのは厳しいであろう問題。悩ましい。（ほ）
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