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佐藤功一さん、時計修理の道具と腕生かし木目込み人形教室

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 時計と眼鏡の店を経営していた佐藤功一さん(73)が桐生市仲町三丁目の居宅兼店舗の空間を活用し、木目込み人形の教室を始めた。時計修理の細かい道具が製作に生きるのではと、50歳のときに始めた手習いを生かそうと考えた。

 佐藤さんは跡継ぎの息子に仕事を任せてからも「まだお客さんがいるから」と、移転前の店舗スペースを利用し古い時計の修理などをこなしている。木目込み人形の趣味は「細かい道具が時計屋だからある。生かせたら面白い」とちょうど20年前に通信教育ではじめ、1996年(平成8年)には講師の民間資格も得た。

 「手を動かしておけば老化を防げるから」と笑顔で開講の理由を明かす。受講希望者の都合に合わせながら、修理の合間に教室を開く心積もりだ。

 「やってみたい人がいたら材料費程度で教えたい。今なら来年のえとの酉(とり)がおすすめかな」。問い合わせは佐藤さん(電090・4131・8681)まで。
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