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桐生北小が優秀校受賞、全国健康づくり推進学校表彰で

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 桐生市立北小学校(小山慎校長、児童数187人)が、日本学校保健会の全国健康づくり推進学校表彰で「優秀賞」を受賞した。全校あげて、家庭・地域と連携しての取り組みで児童の心身の健康づくりに成果を上げている。小学校の部で最優秀校は3校、優秀校が6校、優良校は60校が選ばれ、桐生地区からの優秀校受賞は初めてだ。

 北小は県健康推進学校の優良校を4年連続受賞しており、県の推薦で日本学校保健会の同表彰に応募。日本小児科医会会長ら3人の視察訪問を受けて審査の結果、今年度の優秀校に決まった。

 具体的な取り組みは多岐にわたる。「心身ともに健康で、基本的生活習慣が身についていて、学力も向上する」と小山校長。保健主事・養護の小林和代教諭も「保健だけでなく、担任、校医、歯科衛生士、栄養士、それに地域の人たち、家庭、児童にかかわるそれぞれの力があってこそ」と語る。

 家で食事をしながらテレビを見ない、ゲームをしないなど「アウトメディア」にも力を入れる。「中学校ではインターネットを管理できれば受験に勝てるといわれる。小学生でゲーム依存症にならないようにしなければ」と小山校長。睡眠と学習の時間を確保し、きちんと朝ごはんをとって、外遊びをすることが心身の健康、学力向上の土台なのだ。

 給食のあとにはオリジナルの歯みがきソング「歯みがきシュシュシュ」が全校放送で流れる。歯みがきの仕方を順に示したカードが並ぶ「歯みがきロード」に出て来た子どもたちが、楽しそうに歯ブラシを動かす。「永久歯の治療勧告をしたのは4人。治療率はここ数年100%です」
 「ありがとう週間」や児童会役員による「サンサン運動」、「学びウィークのチャレンジカード」などユニークな活動や、児童用と保護者用の「電子メディア利用のきまり」配布、安全安心のための避難訓練、地域の人たちによる見守り活動などもかかわる。改善しつつ、努力目標を挙げて、学校経営マネジメントプランをまとめ、さらなる充実をはかっている。
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