桐生タイムス社は2016年に生まれた子どもの名前を独自に集計した「命名ランキング」をまとめた。男の子の名前の一番人気は「そうた」と「はると」、女の子は「ゆあ」だった。名付けに最も多く用いられた漢字は「愛」だった。
ランキングは16年中に生まれた子どものうち、本紙出生欄に掲載された666人(男女各333人)を基に集計した。市別の人数は、桐生市441人、みどり市225人。総数は前年比60人減だった。
男の子同率1位のうち、「はると」は2年ぶりの首位。集計を始めた04年分以来、通算6回目のトップだ。「そうた」もランキング上位常連だが1位は初めて。女の子1位の「ゆあ」は09年以来2度目のランクインで初のトップ。2位タイの「さな」は初めてランク入りした。
女子は4年連続で「ゆ」で始まる名前(46人)がトップ。2位「さ」(27人)や3位「あ」(26人)を大きく引き離した。男子は3年連続の「ゆ」に替わり、「あ」(35人)が1位に。2位は「は」(28人)、3位「り」(26人)だった。
漢字は前年から大きく入れ替わった。1位の「愛」は前年初めてランク外となったが1年で〝復活〟し、通算3回目の首位に。女の子の名付けに使われることが多い「乃」が初めて9位にランクインした。
なお、ベネッセホールディングスの「たまひよ名前ランキング」によると、16年の読みトップは男子が8年連続で「はると」、女子が初の「はな」。漢字は男子が「太」(12年連続)、女子が「菜」(2年連続)だった。
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