「僕たち私たちの未来のくらし」をテーマに、子どもたちが自由に夢を描く絵画コンクール「第15回ドコモ未来ミュージアム」で、桐生市立中央中学校(今泉周二校長、生徒数331人)が2年連続で学校賞を受賞した。個人では栗原恵さん(同校3年)の「地球浄化中」が入選した。一昨年は神明小が受賞しており、桐生からは3年連続となった。
未来をつくる子どもたちの夢を応援しようとNTTドコモが毎年開催する、3歳から中学生までを対象にした日本最大級の創作絵画コンクール。今回は昨年より1万3000点以上多い14万1365点の応募があり、群馬県からは75団体から1943点を出品。そのうち桐生市立中央中は323点で、ほぼ全員が夏休みに取り組んだ。積極的な応募姿勢と内容の豊かさで、今年も各都道府県から1校(園、団体)選ばれる学校賞を獲得した。
贈呈式は30日、ドコモCS群馬支店の山口幸夫企画総務部長らが同校を訪れ、全校集会の壇上で行われた。賞状を受け取ったのは生徒会長の遠藤愛依さん(2年)。自身は「魔法でバリアフリーに変えて、みんな平等になっている街」を、副賞(2万円相当)目録を受けた副会長の今泉春乃さん(同)は「ライトの代わりに樹が光る」エコロジー都市を描いた。
個人賞はドコモ未来大賞や審査員特別賞などがあり、入選は150人。栗原さんの作品は、青のグラデーションに浮かぶ地球にいろんな植物がキラキラと地球浄化物質を放って美しい。やはり全校集会で今泉校長から賞状が伝達された。
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