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近藤さん全国大会へ、県フラワーコンペ2位

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 県花き振興地域協議会主催のフラワーデザイン競技会「第24回群馬グランプリ」で、桐生市巴町のフラワーアーティスト近藤芽衣さん(33)が2位に入った。近藤さんは来年11月に盛岡市で開催予定の第37回全日本花卉装飾技術選抜選手権大会(日本生花商協会主催)に群馬代表として出場する。

 群馬グランプリは、フラワーデザイン日本一を決める「ジャパンカップ」(JFTD主催)など三つの全国大会の県予選を兼ねた競技会。今回は28人が出場し、11月24日に持ち込み作品の審査、同26日に上位8人によるファイナルをそれぞれ県庁で行い、各賞を決めた。1位がジャパンカップに出場する。

 近藤さんは桐生の老舗生花店・花清の近藤創社長(57)の長女で、今年2月から同市本町五丁目の旧花清店舗で花の贈り物専門店「ザ・コーナー」を営んでいる。

 群馬グランプリは今回で4年連続のファイナル進出となったが、2位は自身最高成績で、初の全国切符をつかんだ。

 持ち込み審査を突破して挑んだファイナルは、「クリスマス」をテーマに、ステージ上で所定時間内に花束とアレンジメントを仕上げるライブ競技。近藤さんは、近年流行の縦長や丸形の花束をあえて避け、サンゴミズキの赤い枝を横に長く使った花束で異彩を放った。

 「他の選手と違った形で勝負した。2位はラッキーで、しいて言えば作戦勝ちです」と近藤さん。全国大会に向け「花の扱い方やデザインはまだまだ力不足。もっと勉強して本番に臨みたい」と意気込む。
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