桐生市消防本部と県防災航空隊は3日、林野火災に備えた合同訓練を実施した。同訓練は約2年4カ月ぶり2度目。
2014年4月に菱町で発生した大規模林野火災を教訓に、林野火災が多発する時期を迎えるにあたり、双方の連携強化を図るのがねらい。
訓練は3人ずつ3回行われ、地上約15メートルでホバリング(停止飛行)したヘリから1人ずつつり下げて地上に投入する訓練を行った。訓練前には救助資機材などの説明も行われた。
桑子信之消防長は「ヘリからの投入は菱の大規模林野火災時に威力を発揮した。今後起こりうる林野火災や災害に備え、隊員の能力を高めていきたい」と話した。訓練は6日も行う。
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