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「どんぐりの木」にツリーハウス、たかぞの保育園

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 園児たちが「どんぐりの木」と呼ぶシンボルツリーに、ツリーハウスが完成した。たかぞの保育園(桐生市梅田町一丁目、佐藤憲秀園長、園児67人)の園庭、1978年の建設以前からあってたくさんのドングリを落とすカシノキ2本に親しむ新しい遊具で、8日に完成式が行われた。

 佐藤園長が「みんなを見守っている木を大切にして、きょうから遊んで。体を鍛えて登ってください」とあいさつすると、さっそく年長児からチャレンジ。

 ロープにとりついたり丸いフックに足をかけたり、保育士たちにお尻を持ち上げてもらったり。下りるときはバーでするする。「葉っぱがきれい」「先生より高いよ」「手が赤くなった」と子どもたちは大はしゃぎだ。

 ハウスは教材会社のセットを専門業者が組み立てて施工、440万円を投資した。「安全管理を第一に、シンボルの木に親しみ、わくわくする冒険心と達成感を味わって、全身を鍛えてほしい」と同園長。これからいろんな遊び方が開発されそうだ。
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