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男50人“陣屋みち”駆ける、初の「ヨコマチ代官まつり」

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 桐生市横山町の若衆会が主催する初の「ヨコマチ代官まつり」が1日、横町通り沿いの旧曽我織物工場駐車場を主会場に開かれた。メインイベントの「代官ラン」には50人を超える男たちがエントリー。桐生第一高校3年でラグビー部の柳岡健司さんが先頭で春の通りを駆け抜けると、りりしいかみしも姿で賞状を受け取り、観衆から「おめでとう」の祝福を受けた。

 江戸時代に陣屋のあった横山町かいわいについて広く知ってもらおうと、横山町若衆会が初めて開催したイベント。当日は、かつて〝陣屋みち〟と呼ばれた通りに代々の祇園浴衣や横山町の歴史を記したパネルなどを並べ、若衆たちが来場者をもてなした。

 代官ランで優勝を飾った柳岡さんは「率直にうれしい。でも、かみしもを着せられるとは思わなかった」と、少しはずかしそう。行司の茂木良太さんから賞状とともに、祇園祭のみこしを担ぐ権利が授けられた。

 来場者らは上州八木節保存会、桐生工業高校吹奏楽部、タカサキシティバンドの音楽や、ワンクッションのお笑い、おいしい飲食などを楽しみつつ、本町通りにはない横町通りの風景を堪能。

 茂木さんは「思った以上に盛り上がった。毎年4月第1土曜の恒例行事に育てたい」と手ごたえをつかんでいた。
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