桐生市黒保根町の「道の駅くろほね・やまびこ」の農産物加工所で、師走の風物詩、干しイモの生産が最盛期を迎えている。
今年は天候不順の影響で2週間遅れで始まり、原料のサツマイモも地元産の「農林5号」と「玉豊」は不作で、半分は初めて県外(千葉)産の「紅はるか」を仕入れて間に合わせたという。
干しイモは皮をむいたイモをまきストーブでふかし、3週間ほど天日干しを繰り返し、あめ色になったら出来上がるが、今年は風が弱く、初めて扇風機を使用した。
販売はやまびこで行う。作業開始が遅れたため、地元産は年末までに間に合わせたいとしているが、紅はるかは糖度が高い分乾燥日数が長く、年明けになりそうだという。問い合わせはやまびこ(電0277・96・2575)へ。
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