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相生にも「子ども食堂」、来月以降、月1度で

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 「あいおい子ども食堂」の開設に向け、準備委員会が活動を続けている。子どもからお年寄りまで、誰もが気軽に気兼ねなく食事できる場を目指そうと、15人ほどのメンバーが年明けから会議を重ねてきた。22日には桐生協立診療所(桐生市相生町二丁目、上毛電鉄桐生球場前駅そば)の2階でプレオープンする予定。5月以降、月に1度のペースで継続開設することにしており、準備会では来場とともに、食材提供などの支援を呼び掛けている。

 子ども食堂は、親の仕事の都合などさまざまな理由から、孤食の子どもや、十分な食事がとれない子どもに、温かい食事と居場所を提供する取り組み。

 地元にも子ども食堂を開設しようと、元教員で発起人の一人、丹羽政文さん=桐生市相生町在住=は、協立診療所を通じて付き合いのある数人の仲間とともに、フェイスブックなどを使って協力を呼び掛け、今年1月から準備を重ねてきた。

 合言葉は「できるところから始めよう」。子どもに限らず、孤食に悩む高齢者も少なくない。「誰にとっても食事ができ、誰かと交流できる居場所にしよう」と、おりひめバスのバス停や上毛電鉄の駅にも近い診療所2階に会場を設定。

 コープぐんまをはじめ団体や個人の支援もあり、22日のプレオープンにこぎつけた。

 プレオープンは午前11時~午後2時。運営はボランティア、食事も無料だが、大人についてはできる範囲でカンパを募る。「ぜひ足を運んで」と、丹羽さんは話す。

 なお、準備会ではご飯を炊く釜の無償提供を呼び掛けている。できれば2升分が炊けるもので、電気でもガスでも可。

 問い合わせは桐生協立診療所(電0277・53・3911)または丹羽さん(電0277・53・7934)まで。
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