東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の復興支援イベント「キズナフェア」が６月４日、桐生市末広町のメガドン・キホーテ桐生店のコンコースで開かれる。カツオコロッケやワカメジェラートなど、三陸の海産物を生かしたうまいもんが並ぶ予定。主催する桐生市立商業高校ビジネス研究部（石井克佳顧問、三田亜美部長）では市民に来場を呼び掛ける。
津波で被災した陸前高田市を継続的に支援しようと、桐商ビジ研では現地の生産者と桐生の飲食店有志らとをつなぎ、さまざまな食の仕掛けを展開している。キズナフェアはその集大成だ。
昨年に続く２度目の開催で、今回はまちなかのメガドン・キホーテ桐生店コンコースが舞台。
当日は陸前高田の広田湾でとれたワカメやカキをはじめ、ちくわに納豆を詰めて揚げた現地の名物「なっちく」、マスカットサイダーなど３０品以上を販売。
桐生の飲食店と桐商ビジ研が協力し、三陸の特産品を使ってつくった「カツオコロッケ」「ワカメジェラート」「冷やしわかめうどん」「ホタテカレー」「冷製トマト鰹（かつお）スパゲティ」「米粉焼きまんじゅう」などのコラボメニューも充実している。現地の生産者らも来桐することになっている。
桐商ダンス部や吹奏楽部は音楽と踊りで会場を盛り上げる。
また、当日はタイアップ企画として、会場付近の末広町商店街を対象とした「ごみ拾いで復興支援」（ボランティアサークルＣＶＣ主催）のイベントも開催される予定。
「前回の参加者は６００人だった。今回はさらに大勢の人に来場してもらいたい」と、桐商ビジ研では期待を寄せる。
キズナフェアは午前１０時～午後３時。雨天決行。入場無料。問い合わせは同部（電０２７７・４４・２４７７）まで。
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