うどん店主らで組織する桐生麺類商組合(大川順司組合長)が新メニューづくりに乗り出した。桐生名物として定着したうどんの一層の振興と知名度向上を図り、内外から多くの客を呼び込むのが狙いだ。同組合は10月下旬に予定されている「北関東三県ウマいもん合戦in桐生2017」への参加を希望しており、同イベントでのお披露目を前提に準備を進める。
きっかけは3月の総会の席。今年の「ウマいもん合戦」が道の駅グルメのナンバーワンを決める「道―1グランプリ」と共催になるのが決まり、例年以上の盛り上がりが見込まれるため、組合としてもぜひ出場したいとの意見が上がった。
「ただ出るだけではなく、新しいメニューで出てはどうか」と意気が上がり、具体的な検討に入った。10日に開いた初の販売促進会議に役員ら11人が出席し、素案を自由に出し合った。
地場の名物として知れ渡ってきた、ひもかわの新商品開発が基本方針。大川組合長は「柔軟なアイデアを出していただき、こんなのは見たことがないというメニューができたら素晴らしい。イベントに出られなかったとしても進める。全国的な知名度の出る商品にしたい」と意気込みを語った。
今後は毎月会議の場を持ち、具体案を煮詰めていく。
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