第2回松田直樹杯少年サッカー大会(桐生市サッカー協会少年サッカー連盟主催、桐生タイムス社協賛)が20、21日、桐生市相生町のユーユー広場で行われた。
初日のU―9(9歳以下)は天沼FCが優勝。21日のU―10(10歳以下)は予選リーグの結果、ベスト3が出そろった。広沢FC、天沼FC、FC笠懸84の3強による優勝決定リーグ戦は27日、同所で行われる予定。
同大会は、桐生市出身でサッカー元日本代表の故松田直樹選手(1977~2011年)を記念して昨年から実施。同選手は天沼FC、相生中、前橋育英高校を経て、Jリーグ横浜マリノス(当時)に入団。日本代表として2002年の日韓ワールドカップでDFとして活躍し、日本のベスト16入りに貢献した。11年に松本山雅FCに移籍し、34歳で急死。
松田選手が急死した練習場にAED(自動体外式除細動器)が常備されていなかったことを教訓とし、同大会ではALSOKの協力を得て、指導者・保護者を対象にAED講習会が開かれた。心肺停止時の蘇生法やAEDの使い方を学んだ。
U―9は松田選手が巣立った天沼FCが優勝し、広沢FCが準優勝、川内FCが3位に入賞した。
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