桐生市境野町在住で、桐生女子高校1年の渡辺理帆さん(15)が所属するタジマダンスアカデミー(太田市、田島久里子学院長)のチーム「群馬テクニカルガールズ」が今月開かれた日本ポールダンス協会主催の大会「MISS POLE DANCE&POLE KING JAPAN」のショーケース部門で3位に輝いた。
同大会は日本代表として世界に羽ばたくダンサーを選出する大会で、2014年度に男子が加わり、現在の大会名に。15年度からチームによる「ショーケース部門」、16年度から「キッズ・ジュニア部門」が追加された。
群馬テクニカルガールズは渡辺さんと、太田市在住の加藤楓子さん(20)、小寺聖羅さん(17)、伏島菜々花さん(19)の4人が大会出場に向け、昨秋に結成したばかりのチーム。ビデオ審査による1次予選を通過し、東京のタワーホール船堀での決勝に出場する5組に選ばれた。
ダンス歴は長いが、ポールダンスとなると最長は加藤さんの6年で、伏島さんはまだ始めて1年。ベリーダンスをイメージし、ジャズやヒップホップを取り入れたステージは「踊るうちに緊張がほぐれ、いい出来だったが、大人数のチームはどうなっているのかと思うような技も。3位になれてびっくりです」と口をそろえる。
ダンスとうまく融合させた点が評価されての3位。同アカデミーではキッズ部門でも斎藤帆那さん(10)=太田市在住=が2位入賞を果たしており、田島さんは「仲間を増やし、次は10人くらいのチームで3位以上を目指したい」と話していた。
関連記事: