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今年、創立110年、“桐女パワー”いつまでも

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 桐生女子高等学校(西村琢巳校長)は今年度、創立110年を迎えた。1908年に山田郡立桐生高等女学校として設立してから、1世紀以上の長きにわたり織都桐生の屋台骨を支え続けてきた「桐女」。記念事業として10月に式典を実施するほか、記念誌の発行などを予定している。25日には、記念誌に掲載するためのOG・在校生による座談会が開かれ、“桐女パワー”を継承する出席者は、それぞれに思いを語り、これからの桐女に望むことなどを話し合った。

 桐女は1908(明治41)年4月に「群馬県山田郡立桐生高等女学校」として桐生町安楽土村(現小曽根町)で開校。18年に県立移管し「群馬県立桐生高等女学校」となり、48年に学制改革で現在の県立桐生女子高等学校となった。

 25日の座談会は、「桐生女子高等学校創立110周年をむかえて」をテーマに行われ、同窓会役員やOGの教員、現生徒会本部役員ら11人が出席した。

 出席したOGらは、「桐女のセーラー服が大好きで、今でも誇らしい」と在校生の制服を見て思わず感嘆。しばし制服談議に花を咲かせた。

 また桐女は、2021年に桐生高校と統合される予定。鎗田栄子同窓会長は「制服は残していってほしい」と願う。生徒会副会長の井上愛海さんは「“桐女パワー”はすごい」と自主・自律の精神で育った桐女生を称賛。統合については「少しさびしい」などと本音をもらしていた。

 創立110周年の記念式典は10月27日、桐生市市民文化会館で実施される。記念誌はその際に、出席者らに配布される予定だ。
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