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菱の増田さん、10年連続入賞「妙義山を描く絵画展」

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 桐生市菱町二丁目在住の増田寛治さん(79)のペン画「歓びの収穫」(88センチ×70センチ)が公募展「第35回妙義山を描く絵画展」(富岡市、富岡市教育委員会主催)で群馬テレビ社長賞を受賞した。増田さんは第26回から出展し、10年連続10回目の入賞となる。

 妙義山を描いた絵画を募集し、妙義山のふもとにある富岡市立妙義ふるさと美術館に一堂に展示する公募展。今回は全国各地から106点の応募があり、審査の結果、大賞・富岡市長賞に輝いた平石敏博さん(安中市)のアクリル画「2月の朝」(F80)をはじめ、若手特別賞を含む40作品が入賞。桐生地区からは増田さんのほか、柳澤芳行さんの日本画「image 岩と雪氷の妙義」(20号M)が読売新聞社賞を受賞した。

 増田さんの受賞作は妙義山そのものではなく、妙義山のふもとの畑で秋の収穫を喜ぶ女性を描いた作品。0・025ミリから0・8ミリのペンを駆使し、半年かけて描いた力作で「人物は肌の感じが難しいが、柔らかく、いいしわになりました」。

 10回目の受賞に増田さんは「どこから見ても絵になる妙義山は創作意欲をかきたててくれるモチーフの一つ。ひと区切りという思いもあるが、まだまだ描きたい風景があるので体力の続く限り描き続けたい」と話していた。

 絵画展は18日まで(午前9時半~午後5時、最終日は午後2時まで、月曜休館)。入場無料。応募全作品に加え、審査員の山本文彦さんや大賞受賞経験者、小中学生の作品も展示している。問い合わせは同館(電0274・73・2585)へ。
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