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箱根駅伝、桐生出身2人エントリー

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 1月2、3日に開かれる第92回箱根駅伝で、桐生市出身の2人の選手が16人のエントリーメンバーに入った。東海大4年の金子晃裕選手(中央中―桐生南高)と、中央学院大1年の樋口陸選手(相生中―埼玉武蔵越生高)。2人の出走がかなえば、桐生市生まれの選手としては第86~88回大会の撹上宏光選手(いわき総合高―駒澤大―コニカミノルタ)以来、4年ぶり。

 金子選手はバスケットボール部に所属していた中央中時代、学校選抜の駅伝部で主将を務め、県大会を経験。桐生南高では陸上部で関東駅伝へ出場した。一般入試で入った東海大では陸上部への入部を許されなかったが、1年半かけて練習を積み、入部資格記録を突破。体が悲鳴を上げながらも厳しい練習に食らいつき、4年生にして初めて箱根へ手が届くまでに成長した。

 中央中時代、駅伝部で金子選手を指導した深代勉・新里中教頭は、「とにかくまじめで前向き。夢や希望が大きく、強い気持ちで取り組める努力家だった」と振り返る。

 一方、樋口選手は相生中時代から陸上部に所属。埼玉の武蔵越生高校でめきめきと力をつけた。毎年1月に行われている県100キロ駅伝では、桐生市代表メンバーとして2013年、第6区で区間賞を取っている。

 第65回箱根駅伝に出場し、現在県100キロ駅伝で桐生市チームの監督を務めている西村和幸さん(49)は、「樋口は1年生だがチームの中心。けがさえなければ出走し、有力な区間を任されるかもしれない」と話す。

 区間エントリーは29日に発表され、往路復路の10人の選手が明らかになるが、さらに当日、最大4人まで変更される可能性がある。

 みどり市出身では、関口頌悟選手(笠懸中―高崎高―法政大―スバル)が13、14年に箱根駅伝に出場している。
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