イチゴ栽培ハウス再建、新スタートへ研究に情熱
2014年2月の大雪でイチゴ栽培用のビニールハウスが全壊した中村耕一郎さん(30)=桐生市新里町野=がハウス再建を果たし、新たなスタートを切った。再建中の昨シーズンは販売こそできなかったが、イチゴの味を高める研究を続け、今シーズンは満を持して販売再開する。「被害にあった農家はたくさんいて、それぞれ前を向いて頑張っていることを地域の人たちに知ってもらいたい」と力を込める。...
View Articleロウバイにも暖冬異変!?、葉がついたまま開花
冬の花木ロウバイにも暖冬異変!?―。みどり市大間々町の観光施設小平の里で、いつもは年末に咲き始めるロウバイが、今年は12月初めから咲き始めた。しかも、葉がついたまま咲き始めるという珍しい現象が見られるのだ。 中国原産のロウバイは寒さが厳しい真冬に楽しめる数少ない花の一つで、ろう細工のような黄色い花びらから甘い香りを放つことから新春にふさわしい花として親しまれている。...
View Article落ち葉掃きの風景
昭和の発展期に敏腕を振るった関口義慶二桐生市長は、1940年に退任し、45年2月、終戦を知らずに64歳の生涯を閉じたが、晩年の姿は、西小学校へ通う子どもたちだけが知っていた。元市長という肩書ではなく、毎日通学路を掃いてくれていた小父さんとして。これは80代後半より上の人々の記憶だ。...
View Article国内最高齢キリン死ぬ、桐生が岡動物園
桐生市は17日、国内で飼育されているアミメキリンとしては最高齢の24歳9カ月だった桐生が岡動物園の「キサラギ」(メス)が16日死んだと発表した。人間でいえば80歳を超える長寿だったという。 動物園によると、キサラギは15日から第11子の出産を始めたが、難産の末16日に死産し、直後にキサラギも倒れて立ち上がることができず、間もなく死んだという。死因は死産および難産による衰弱死。...
View Articleマイナンバー、読めない頼めない、視覚障害者置き去り?
国民に12桁の個人番号を割り振ったマイナンバー通知カードについて「視覚障害者への説明や配慮が不十分では」という問い合わせが桐生市に寄せられていたことがわかった。16日の市議会で明らかになった。この問題に桐生視力障害者協会の東間みち子会長は「自分の番号を知りたいけれど、印刷された番号を読むことができず、誰かに頼むこともできない」と不安を示した。...
View Articleオブジェで水道の歴史 80年前の蛇口
桐生市が水道の給水を始めてから80年余。当時の蛇口を飾りつけたオブジェを、市内東五丁目で水道工事店を営む男性が作った。市水道局も「貴重な資料。6月の水道週間のイベントなどで展示させてもらえれば」と話している。 このオブジェを作ったのは大澤工業所を経営する大澤博康さん(79)。大澤さんは中学校を卒業して水道工事店に就職。その後、20代で独立し、60年以上にわたって水道工事業にかかわってきた。...
View Article10回で有終の美 「梅田湖冬花火大会」
桐生市梅田町四丁目の梅田湖で行われる師走の恒例イベント「梅田湖冬花火大会」(同大会実行委員会主催)が、23日の第10回で幕を閉じることになった。小島正吉会長ら同実行委メンバーの高齢化などが幕引きの理由。「引き継いでくれる後任がいれば託したい」としながらも、今回でひと区切り。冬の夜空と湖と山々に、華やかな“有終の美”を飾る。...
View Article箱根駅伝、桐生出身2人エントリー
1月2、3日に開かれる第92回箱根駅伝で、桐生市出身の2人の選手が16人のエントリーメンバーに入った。東海大4年の金子晃裕選手(中央中―桐生南高)と、中央学院大1年の樋口陸選手(相生中―埼玉武蔵越生高)。2人の出走がかなえば、桐生市生まれの選手としては第86~88回大会の撹上宏光選手(いわき総合高―駒澤大―コニカミノルタ)以来、4年ぶり。...
View Article梅、早くも開花 南公園
桐生市広沢町の南公園で梅が開花した。例年より1カ月ほど早い。暖冬の影響とみられ、そこだけ冬を飛び越えたかのようだ。 咲き始めたのは日当たりの良い数本で、いずれも数輪。散歩などで訪れた人は「寒い時期なので、気持ちもほころびますね」と目を細めていた。...
View Articleルールづくりの過程
新たに生まれた技術を駆使した製品をどう扱うのか、使用する人の倫理観が試される。 12年前、群馬大学の研究者たちが中心となって、e自警ネットワークという組織を立ち上げた。市販の小型カメラとパソコン、それに教員らが開発したソフトを組み合わせることで、安価な防犯システムをつくり、その普及を図るのが狙いである。...
View Article2万平方メートルどう使う? 広沢水源地跡地
桐生市水道局は21日、広沢水源地跡地(同市広沢町四丁目)の公有地約2万2500平方メートル(水道用地・一部宅地)について、用途を限定せずに民間から事業提案を公募して売却すると発表した。人口減少克服という課題に向けて、市街地に残る広大な土地を有効活用するのが狙い。市水道局は「住宅や学校、病院、福祉施設、一定規模以下の店舗など、地域活性化に熱意をもつ事業者に応募してほしい」と呼び掛けている。...
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