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大北小4年・児嶋陸選手、全国制覇へ力こぶ

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 第27回マルちゃん杯関東少年柔道大会(東京都柔道連盟など主催)の小学生の部で団体優勝した新田柔道スポーツ少年団(荻原克己師範、太田市)。大間々北小の児嶋陸選手=みどり市大間々町桐原=は、小学6年生中心のメンバーの中で唯一の4年生だ。同大会では中堅をつとめ、自分より大柄な相手に立ち向かい、オール一本勝ちでチームの優勝に貢献した。児嶋選手らは9月に行われる全国大会に出場する。

 関東大会には関東地区の129チームが出場し、新田柔道スポーツ少年団は、先鋒の南雲豪選手、次鋒の飯島貫太郎選手、中堅の児嶋選手、副将の高橋龍虎選手、大将の多賀谷一輝選手で大会に挑み、準々決勝までメンバーが1人も負けず、準決勝、決勝は3―1で制した。児嶋選手は「相手は大きくて強かった」と謙虚に大会を振り返る。

 小学1年で柔道を始めた児嶋選手は、荻原師範が「努力には頭が下がる」と言うほど練習熱心。めきめき頭角を現し、県スポーツ少年団小学生柔道交流大会では1年の時から重量級で3連覇中だ。

 得意技は相手の体を前に引き落とす「体落とし」。大会でも得意技をさく裂させ、短時間で試合を決めてきた。投げられた相手の体が弾むほど強力で、指導陣は「小学生ではめずらしい威力」と語る。

 全国大会は9月24日に東京武道館(東京都足立区)で開催される。出場へ向け、チームは勇ましい表情で練習に励んでおり、目標は「優勝」と一同力こぶ。

 関東大会は激戦区で、準決勝で破った朝飛道場(神奈川県)は、全国大会で5連覇をしている絶対王者だった。全国制覇も夢ではない。
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