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特殊詐欺被害跡を絶たず、桐生署管内

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 桐生署管内でも高齢者らが被害に遭う振り込め詐欺をはじめとする特殊詐欺が後を絶たず、今年は3年ぶりに前年を上回るペースで増えていることが同署への取材で分かった。

 同署によると、今年1~7月の認知件数は10件、被害額は約2440万円に上り、前年同期(5件、約540万円)に比べ件数は2倍、額は4・5倍となっている。

 また昨年は年間の被害(16件、約3980万円)に比べ、7月末時点で件数は3割強、額は1割強だったが、今年は件数、額とも昨年の6割強とハイペースで推移している。

 手口別では息子や孫などになりすますオレオレ詐欺が6割の6件、医療費や保険料などの還付金詐欺と有料サイト利用料などの架空請求詐欺が各2件。特にオレオレ詐欺は犯人が被害者宅付近まで現金を受け取りに来たり、被害者が県外の駅付近など指定された場所まで現金を持参して手渡す「手交型」が目立っている。

 県内(7月末時点、県警調べ)は160件、約2億8960万円で、前年同期に比べ50件(45・5%)増、約4570万円(13・6%)減に。全国(6月末時点、警察庁調べ)は8863件、約186億8000万円で、2421件(37・6%)増、約13億1000万円(6・5%)減となっている。
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