八木節のルーツを探れ、初代源太の口説きに聴き入る
八木節のルーツを探るレコード聴き比べの会が19日、「桐生の八木節展」を開催中の桐生歴史文化資料館(本町二丁目)で開かれた。大正時代の初代堀込源太初期のレコードや、桐生祇園、桐生音頭のレコードが手回し蓄音機で再生され、集まった人たちは神妙に聴き入っていた。...
View Articleナノ粉砕で新たな可能性、次世代素材に応用へ
物質をナノ(10億分の1)レベルの細かさに粉砕する特許技術を持つ桐生市内の企業が、新たな可能性に挑んでいる。材料を粉砕して樹脂に混ぜることでさまざまな機能を持たせることができ、セルロースナノファイバー(CNF)やカーボンナノチューブ(CNT)といった先端素材の粉砕と混合方法の研究も進めている。医療や食品分野への進出も見据える。...
View Article手に負えるという感覚
台湾で停電が発生し、全世帯のほぼ半数に当たる670万戸に影響が及んだと、先日報道があった。作業員の操作ミスで天然ガス発電所への燃料供給が数分間停止した。これをきっかけに安全装置が作動して発電がストップ。15日の夕方から深夜にかけて、約5時間にわたる大停電が発生したのだという。...
View Article特殊詐欺被害跡を絶たず、桐生署管内
桐生署管内でも高齢者らが被害に遭う振り込め詐欺をはじめとする特殊詐欺が後を絶たず、今年は3年ぶりに前年を上回るペースで増えていることが同署への取材で分かった。 同署によると、今年1~7月の認知件数は10件、被害額は約2440万円に上り、前年同期(5件、約540万円)に比べ件数は2倍、額は4・5倍となっている。...
View Article桐生市公共施設見直し骨子案、年度内の公表目指す
市有の公共施設の延べ床面積が類似都市の平均を大きく上回っている現状を改善するため、同面積を今後20年で20%、同35年で45%縮減する公共施設の総合管理計画を5月に公表した桐生市。21日の市長定例記者会見で、市は施設類型ごとの具体的な縮減策を示す“個別計画”の骨子案について、「できれば年度内の公表を目指し、市民の理解を得ながら進めたい」との考えを明らかにした。...
View Articleスタディミーツ、群大留学生招き初の交流会
さまざまな事情で家庭学習が難しい小中学生に学ぶ場を提供しようと、桐生地区在住の学生有志が毎週木曜夜に開いているボランティア学習会「スタディミーツ」(滝澤玲香代表、11人)。同会が27日、群馬大学の留学生を招く小中学生対象の交流会を、桐生市本町五丁目のココトモで初開催する。滝澤代表は「留学生との交流で海外に視野を広げてもらえたら」と小中学生の参加を呼び掛けている。...
View Article雨降る夏 桐生地方、8月「猛暑日」わずか1日
桐生地方も7月下旬からきのうまでは曇りや雨の日が多く、「夏らしくない夏」となった。特に8月は桐生市で真夏日(最高気温30度以上)が22日までで11日と過去15年では「2003年冷夏」の9日に次ぐ少なさとなり、うち猛暑日(同35度以上)はわずか1日しかなかった。天候不順は「夏の商戦」や、日照不足に伴う農作物への影響が懸念される。一方、熱中症救急搬送者は昨年の4割に減り、長雨で水不足は解消された。...
View Article地元関係16選手が出場、国体ラグビー
愛媛国体(10月1~5日、四国中央市など)の出場権をかけたラグビーの国体関東ブロック大会が25~27日、桐生市内で開かれる。同市内でのラグビー国体関東予選は7年ぶり。成年男子と少年男子が市ユーユー広場(相生町三丁目)で、女子と少年男子が市陸上競技場(元宿町)で熱戦を繰り広げる予定で、計16人の地元選手が出場する。...
View Articleフォスターの「故郷の人々」
「スワニー河」は米国を代表する作曲家フォスターの「故郷の人々」の別名である。郷愁と哀歓に満ちた美しい調べはほとんどの日本人が知っているといっても過言ではないだろう。 独学で音楽を学びながら、不遇な暮らしの中でひたすらうたを作り続け、創作力と想像力を放った37年の生涯。作品は南部の黒人霊歌の影響を受けた。...
View Article「じぶん史上、最高」目指して、2学期がスタート 桐生市
桐生市立幼稚園、小・中学校で25日、2学期が始まった。夏休みにいろんな経験を積んで一回りたくましくなった子どもたちが元気に登校、運動会や学習発表会など大きな行事を控えた学期の始業式で気分を切り替えた。...
View Article周藤穂香さん、ボッチャ日本代表初選出
パラリンピック正式種目「ボッチャ」プレーヤーで日本ボッチャ協会強化指定選手の周藤穂香さん(25)=桐生市東久方町=がこのほど、日本代表に初選出された。世界大会は10月にタイ・バンコクで開催される。周藤さんが目標に掲げる「東京パラリンピック出場」へ向けた大きな一歩で、初の国際大会でも臆することなく「結果を出したい」と意気込んでいる。...
View Article吹奏楽の華 息合わせ、マーチングフェスティバル
第13回桐生市マーチングフェスティバル(桐生市、桐生市教育委員会主催)が26日、桐生市民体育館で開かれた。桐生市のほか、みどり市や足利市から小・中・高校・一般の22団体、約560人が出演し、広いフロアいっぱいに、息の合った演技を披露した。 〝吹奏楽の華〟といわれるマーチングの魅力を広く市民の伝えようと、毎年開かれる同フェス。人気イベントとして定着し、今年も保護者やファンなど大勢の人が詰め掛けた。...
View Article本社に店舗兼カフェ 広沢町二のナガマサ
縫製加工業のナガマサ(桐生市広沢町二丁目、長谷川博社長)が自社ブランド衣料などを取り扱う店舗兼カフェを本社屋に併設し、26日に仮オープンした。地元で生み出される良質な商品を中心に選び置き、繊維産地桐生を発信するアンテナショップとしての役割を果たしたい考えだ。...
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