桐生市内の全17小学校とみどり市立笠懸北小学校で16日、一斉に運動会が行われた。台風の接近で空模様が気になるなか、万国旗はためく各校の校庭には音楽や号砲、歓声が響き、子どもたちは競技や表現に元気いっぱいがんばって、校庭にずらり陣取った保護者や地域の人たちが拍手をおくりながら観戦した。
桜木小学校(高瀬康子校長、児童数289人)では「信頼は 団をみちびく 力なり」をスローガンに、5、6年児童全員が係を分担して主体的に運営。午前中で全種目を終えるプログラムをスピーディーに進めた。
赤城、榛名、妙義の縦割り3団に分かれ、赤、青、黄色の鉢ち巻もキリリと入場し、かけっこや徒競走、大玉ころがし、綱引き、リレーなどに個々の力や団結を発揮した。
金管クラブのマーチングや、全員参加の八木節も華を添えた。1・2年生の玉入れ、3・4年生の表現「前前前世」のあと、最後は5・6年生による組み立て「笑顔×全力=夢の架け橋」。さまざまなポーズのたびに拍手が湧き、フィニッシュは最高3段をかっこよく決めていた。
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