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不ぞろい野菜で「アート」楽しく、川内の高草木さん

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 桐生市川内町五丁目の自営業、高草木秀行さん(60)=テクノサポート代表=が家庭菜園で取れた数種類の野菜で「やさいアート」をつくり、それを名刺大ほどの写真カードにして知り合いなどに配っている。裏面には元気が出る言葉も印刷してあり、受け取った人に喜ばれているという。

 約200平方メートルほどの遊休農地で家庭菜園を始めたのは4年ほど前。昨夏、遊び心で、形が不ぞろいのキュウリやインゲン、ピーマン、ミニトマトなどを使ってカエルやヒマワリ、人の顔などをつくり、写真に。これが「孫に大うけだった」そうで、それ以降「やさいアート」を次々とつくり、撮影。その作品は数十種にも。

 作品には、曲がったり、深いしわが寄ったりした野菜を使う。「形が悪いのではなく、それぞれがオンリーワンなんです」と高草木さん。そうした「ありのままの野菜を生かしてこそ面白い作品ができるのだ」という。

 代表的な作品「人生カエル君」には「迷ったり、行き詰まったりしたら、初心にカエル、基本にカエル、生活習慣をカエル、環境をカエル…などの思いを込めた」そうで、カードの裏には「あなたは何をカエル? カエルことができるのはあなた自身です」と印刷してある。

 「やさいアート」はA4判サイズの写真パネルにした14枚を桐生川内郵便局で展示している。10月下旬までの1カ月間ほど飾っておく予定。

 また、数に限りはあるが、写真カードは希望者には無料で進呈している。問い合わせは高草木さん(電090・4012・3362)へ。
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