第22回桐生ファッションウイーク(FW)が27日に開幕する。今年も桐生市内の各所で市民の手による産業と文化の秋の祭典が11月5日までの10日間、展開される。10日には本町通りの街灯に旗が掲げられ、準備が着々と進んでいる。
長さ90センチ、幅45センチの街灯旗は超撥水(はっすい)の布にFWのシンボルマークをプリントしたもの。事務局のNPO法人キッズバレイが10日、本町三丁目の通り沿いに掲げた。
今回のFWは、11月3日から5日まで開かれる「有鄰館ものづくり展」をはじめ、市内の工場や作家、職人と生み出される上質な品々を中核となる有鄰館内に整理集約。「ものづくりのまち桐生」を明確に打ち出し、発信する構成へと大きく改めたのが特徴だ。
「桐生ではたくさんのイベントが行われているが、まちの特色を考えると、やはりものづくり。本当に自慢していいと思う」と西坂一夫委員長。「プロフェッショナルがいて、これからチャレンジする若者もいる。もっとPRし、ものづくりしたい人が集まるまちになるきっかけにFWがなれば」と狙いを語る。
会期中は協賛イベントを含め、38の行事を予定。パンフレットは有鄰館や東武桐生ビル1階のココトモ、桐生商工会議所などで配布中。前年に続き、有料のガイドブックも刊行する。
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