きのう4日の早朝、つまり月曜の朝6時ごろ。早起きする必要があって外出したら、西の空に大きくて明るい満月がくっきりと浮かんでいた▼「スーパームーンってやつかな」。そう思った。事前には知らなかった。あとで国立天文台のホームページなどをみると、「今年最大の満月」と載っていた。人けのない夜明け前の町を歩く私と、ひときわ大きく明るい満月。たまたま出合った好運な現象を、わずか数分ではあったが満喫できた▼家を出る前から、やけに外が明るいな、と感じてはいた。でも、こんなにでっかくて明るいとは。まして「今年最大」と言われると、得した気分になる。スーパームーンというのは天文用語にはないそうだが、「地球に最も近い満月」より分かりやすいとあらためて思った▼どれだけ大きくて、明るいかという数値がある。地球から最も遠い満月(つまり小さい満月)と比べると、見た目の直径は14%大きく、明るさは30%アップなのだとか▼「今年最大」は去った。が、年明け早々にスーパームーンと出合える可能性がある。来年の「今年最大の満月」が1月2日なのだという。お正月のこの日、日の出前、天気がいいことを祈る。(な)
関連記事:
↧
今年最大
↧