来年1月21日に広島市で開かれる「第23回天皇盃・全国都道府県対抗男子駅伝競走大会」(日本陸上競技連盟主催)の群馬県代表メンバーに、桐生市の大澤佑介選手(広沢中―樹徳高2)と、みどり市の北村勇貴選手(笠懸南中3)の2人が選ばれた。大澤選手は2年ぶり3回目、北村選手は初のエントリー。また、両選手の出場がかなえば、地元選手の複数出場は3人が走った第2回大会以来、21年ぶり。また、桐生市出身では前回の北村光選手(川内中―樹徳高1)に続き、初の4年連続出場となる。
大澤選手は広沢中3年だった第21回大会で、中学生エース区間の2区を走り、区間賞。身長185センチ以上ある長い脚の回転が速いのが強み。樹徳高では、ぶれのない体づくりに力を入れ、推進力のある走りを身に付けた。桐生市の高校生としては第14回大会の大久保雄矢選手(桐生工高―上武大)以来の出場となる。
北村選手は8月の第44回全日本中学校選手権大会(熊本)で男子800メートルと同1500メートルに出場し、全国の舞台を経験。みどり市の選手としては第15、16回大会に連続出場した笠懸中出身の関口頌悟選手(高崎高―法政大―SUBARU)以来の出場となる。
全国から世代別にトップランナーが集まり、都道府県対抗で行われる同駅伝は、1・4・5区を高校生、2・6区を中学生、3・7区を社会人と大学生が走る。平和記念公園前を発着点に、原爆ドームと宮島の厳島神社を結ぶ7区間48・0キロのコースでたすきをつなぐ。
県選手団の監督は奥谷亘さん(SUBARU)が務め、支援コーチとして樹徳高陸上部顧問の岩上和貴教諭が同行する。
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