風光明媚(めいび)な梅田湖畔(桐生市梅田町)の「ロウバイパーク」で毎年2月に開催していたロウバイ祭り(台緑地の自然環境を考える会主催)が、今年は同所で行われている都市公園「梅田台緑地」の整備工事のため中止となった。
同会によると、祭りは2日間で約3000人が来場する一大イベントになっていたが、今年は公園整備が佳境を迎え、工事で駐車場が使えず、危険を伴うことからやむなく中止を決めたという。
ただ、ロウバイは例年どおり咲き始め、今月下旬ごろから見ごろを迎えるため、花見客には開放する。駐車はボート乗り場の駐車場を使用してほしいとしている。
同会は四季を通して梅田の自然を楽しめる場所をつくりたいと住民有志で2006年に発足。ボート乗り場に隣接する台緑地に園路を整備したり、ロウバイ約350本やミツマタ、ヒガンバナなどを植栽。同所を「ロウバイパーク」と名付け、12年から祭りを開催してきた。中止は大雪に見舞われた14年に次いで2度目。
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